MESSAGE 社長メッセージ

100年企業を目指して、
「日々創業」の精神で。

『出逢ふをカタチにする会社』という
企業ドメインを実践し、山櫻は100年企業に向け
一歩一歩前進してまいります。

当社は、昭和6年(1931年)の創業以来、名刺・はがき・封筒など事務用紙製品の製造販売に専心してまいりました。一見、永い間ほとんど変わっていないように思われる名刺や封筒ですが、製品ひとつひとつにお客様のご要望、時代のニーズに応えられるよう、素材の見直しや品質改善、そして環境配慮に最大のエネルギーを注いできました。そして、その歴史を未来へ繋げて成長・発展を遂げていくため、創業80周年(2011年)を機に、「出逢ふをカタチにする会社」という企業ドメインを策定いたしました。

代表取締役社長 市瀬豊和
代表取締役社長 市瀬豊和

2019年は、新天皇陛下の御即位にともない『令和』という正に新しい時代の幕が開いた年でした。ラグビーワールドカップ・日本代表の活躍は日本中を感動の渦に巻き込み、日本国を誇らしく思えたと同時に、選手の半数が外国人であったことは、グローバル化の時代を象徴しており、多様性の大切さを実感した年でした。一方で、台風や豪雨による甚大な被害があり、改めて自然の驚異、すなわち気候危機への対応を更に真剣に考える必要性を感じました。

グローバルな目線では、米国を始めとした各国の自国優先方針が表面化し、米中の貿易摩擦や日韓関係悪化、英国のEU離脱問題などが世界経済に大きな影響をもたらしています。そして世界は今、気候危機という最大のリスクに直面しています。脱炭素社会の実現は必須の課題であり、人も国も企業も経済優先の考え方から地球環境・社会問題を同時に解決しなければならない難しい時代を迎えています。

この様な時代に私たちは未来を築いていくために大きな改革へ向けチャレンジを続けなければなりません。2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」へ寄与するための活動が更に重要度を増してくるでしょう。また、世の中ではワークライフバランスという言葉を耳にすることが増えると共に、企業経営にとっては、政府の方針も伴ってITを活用するなど「働き方改革」への取組みが大切な意味を持つことになります。

発売開始から7年目を迎えた文具市場向けの新しいブランド「+lab(プラスラボ®)」は、国内のみならず、パリで開催された「Maison & Objet(メゾン・エ・オブジェ)」にも出展し、ヨーロッパやアメリカへの海外展開も開始いたしました。同時に、名刺・封筒用プリンター事業、Web名刺発注サービス「corezo(コレッソ)」や弊社の製品販売サイト「SOREAL(ソレアル)」、「TSUTAFU(ツタウ)」も順調にサービスを拡大しています。更に、エシカル製品を主体にした新たなブランド『rik skog(リークスクーグ)』(スウェーデン語で豊かな森)を立ち上げ、紙製のエシカルハンガーが注目されています。

また、持続可能な社会の実現に少しでも貢献できるよう、社内においては「持続可能な開発目標」をマネジメントシステムに取り込み、市場に対しては、フェアトレード用紙「バナナペーパー」や東日本大震災後の東北での新規農業形態を支援する「東北コットンペーパー」、タンザニアの落ち綿を活用した「タンザニアコットンペーパー」の製造・販売を行っております。これらのエシカル製品の普及活動などの地道な努力が認められ、お蔭様をもちまして当社は、環境省が主催する環境と社会によい活動を応援するプロジェクト「グッドライフアワード」において、サステナブル・ビジネス賞を受賞いたしました。

2年後の創業90周年へ向け、『人と人、人と企業そして企業と企業の出会いをお手伝いすることを通して、社員一人ひとりが着実な自己成長を目指します。』、『持続可能な開発目標(SDGs)の実現へ貢献し、皆さまに選ばれる企業に成長してまいります。』という2つの経営ビジョンを掲げ、これからも皆さまに、そして社会に期待される役割を良く認識し、お客様はもとより社会から存在価値を認めていただける新しい製品づくり・新しいサービス提供、そして新たな企業創造にチャレンジしてまいりたいと考えています。

当社の歴史は、私どもをご愛顧くださったお客様の温かいご支援とご協力によって支えられ築き上げてきたものです。その永い年月を経て受け継がれてきた「伝統」そして「信頼」を今後も大切に育んでいくと共に、目まぐるしく変化する時代にも対応できるよう、これまで以上に企業の社会的責任を強く認識し、グローバルな視野をもって継続的且つ積極的な企業活動を実行していく所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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