出逢いはすべての始まりです。
出逢いがあるからこそ、様々な価値が生まれ、豊かな未来につながります。
時代とともにコミュニケーションは多様化していますが、
同じ空間・時間を共有し、言葉を交わすことの大切さは変わりません。
私たちは想いを伝える「紙」に、
先進的な「テクノロジー」をかけ合わせたモノづくりを通して、
人と人をつなぎ、出逢いに寄り添い、未来をつくります。
グローバルな視点を持ち、
エシカルで循環可能な価値を社会に提供することを通して、
持続可能な地球環境の創出に貢献する。
世界中の人々から永続的に選ばれる企業であるために、
世の中の変化とお客様の声にスピーディーに対応し、
人としても企業としても正しさと感謝の気持ちを忘れることなく挑戦を続ける。
すべての人々が幸せを感じられる豊かで平等な社会づくりに貢献することを通して、
社員それぞれの幸せを実現する。
創業の精神 「モノを売る前に人(自分)を売れ」 の基に、
社会に価値を認められる製品やサービスをつくり出すため、
社員がお互いの人格を尊重し多様性を認め合い、それぞれの成長を育む。
当社は、企業理念を基に持続可能な社会の創出に貢献することを目指しており、
この想いを実現するために「ものづくりの考え方」を定めました。
株式会社山櫻は創業以来、人と人、人と企業、そして企業と企業の出逢いを、
名刺・封筒などの紙製品という形(メディア)を通じてお手伝いしてまいりました。
この想いを更に拡張し、紙製品の領域にとどまらない様々な『カタチ』で
『出逢ふ』をサポートさせていただきたいと思っています。
『出逢う』ではなく、敢えて『出逢ふ』としたのは、当社が創業以来、長い年月にわたり
『出逢う』ことに携わってきたという歴史的な想いがこの『ふ』に込められています。
また、『形』を『カタチ』と表したのは、過去の常識にとらわれず未来へ繋がる
新しい商品やサービスを創造していきたいという気持ちを表現しています。
大正から昭和にかけて、名刺の台紙の銘柄には木や花の名前を用いる習慣があったことから、
創業当初は「櫻名刺本舗」という商標を使用しておりました。
一方現社名は、昭和23年の改組に際し、桜の中でもとりわけ日本的で、桜の中の桜といわれ、
本居宣長の歌『しき嶋の やまとごゝろを 人とはゞ 朝日にゝほふ 山ざくら花』
でも知られる「山櫻」を採用いたしました。
旧字体の「櫻」を生かしつつ、現代的に単純化した造形をシルバーで表現し、
コーポレートカラーの『さくら色』をシンプルな正方形で添えました。
この2つのコンセプトは、伝統に立脚しつつ、次の時代に踏み出してゆく
「新しい山櫻」のブランドイメージを表現しています。
「さくら色の四角」は山櫻を生ける「花器」。
その形を「名刺」や「封筒」に見立てています。
「名刺」や「封筒」は、そこに情報を印刷したり中に物を入れたりして使います。
花器は生けられる花が主役ですが、花をより美しくみせるのも花器です。
当社もお客様にとって、そんな花器のようでありたいと言う思いも
「さくら色の四角」に込めています。