バナナペーパー

バナナペーパー

私たちは、1990年に再生紙を利用した名刺用紙の販売を業界に先駆けて開始して以来、非木材紙、間伐材、森林認証紙といった環境性の高い原材料の利用を行ってきました。最近では、環境保護から一歩進んだ形での社会貢献も視野に入れた製品企画にも力を注いでいます。2012年には、原産地の安定的な雇用の創出による経済発展への寄与(フェアトレード)という側面を持つ「バナナペーパー」製品の販売を開始いたしました。「バナナペーパー」は、アフリカのザンビアで生産されたオーガニックバナナの茎の繊維に、古紙または森林認証パルプを加え、日本の和紙技術を用いて作られたエシカルな紙です。途上国の貧困問題と、環境問題を解決したいという想いから生まれました。また、バナナペーパーは国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs/Sustainable Development Goals)」の達成の貢献につながる特徴を持っています。

バナナペーパーとは

バナナペーパーは、今までは廃棄されるだけだったオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料として使用し、日本の和紙の技術を用いて作られた「フェアトレード」の紙です。

野生のシマウマ、キリン、ゾウが自由に歩くアフリカ南部にある国・ザンビアの村で繊維を取っています。この繊維を取るという仕事のおかげで、アフリカの女性たちに雇用が生まれ、子供たちが学校に行ったり、マラリアを予防するための蚊帳を買ったり、電気のない家にソーラーランプをつけたりすることができるようになりました。

環境に配慮し、アフリカの貧困層の村に雇用を生み出し、現地の人々の自立を支えるバナナペーパーを、「ワンプラネット・ペーパー®」と名付けました。ワンプラネット・ペーパー®は、あなたとアフリカの人たち、そこに暮らすいきもの、そして世界をつなげるエシカルペーパーなのです。

バナナペーパー

なぜバナナなの?

世界では毎日約100万トン(※1)の紙が使われています。そして私たちが日常的に使用している紙の約90%は「木」を主原料としています。(※2)経済の発展に伴い大量の紙が世界中で消費されるようになり、木の再生が追いつかず、世界では毎年日本の国土面積の約1/3ほどの森が失われています。(※3)そのため、森に住む生きものの減少、生態系破壊などさまざまな環境問題が起きています。

一方、バナナは世界の約125ヶ国で栽培され、多くの人々の栄養源となっています。バナナを収穫するときは、新しい果実が育つために、古い茎を切らなければなりませんが、一般の木が10~30年かけてゆっくり再生するのに対し、切った茎は1年以内に再生し、新しいバナナの実がなります。つまりバナナからは、サステナブルな仕組みの中で紙をつくることができるのです。

※1、※3 WWF2008-2010
※2 ワールドウォッチ研究所2004

人へのやさしさ

作ってくれた人の暮らしや健康を支えます

アフリカ ザンビアのエンフエ村に住む女性たちが、バナナの茎の繊維に含まれる水分を除去し、乾燥させる作業を行っています。また、福井県の越前和紙の職人による手漉き和紙の技術指導を受け、現地で販売するパッケージやポストカードのための紙の手漉きも行われるようになりました。これらの仕事から得た収入で、安全な飲み水や栄養のある食事を手に入れたり、マラリアを予防するための蚊帳を買ったり、病院に行けたりするようになりました。

子どもや女性の教育支援につながります※

アフリカでは、3千万人の子どもたちが学校に行けず、女性たちの40%以上が基礎教育を受けられません。バナナペーパーの売り上げの一部は女性たちの教育支援にあてられています。また、バナナペーパーからの収入は子どもの就学にもつながっています。

※出典:国連、ミレニアム開発目標、WWF他

SDGs

環境へのやさしさ

廃棄されるオーガニックバナナの茎から作られます

バナナペーパーは、今までは収穫時に廃棄されるだけだったバナナの茎の繊維を利用して作られています。通常の樹木が10年から30年で成長するのに対し、バナナの茎は1年以内に再生成長するため、より早い循環で活用できます。

森、野生動物、生物多様性を守ります※

世界では毎年、日本の国土面積の1/3ほどの森が失われています。バナナペーパーの原料は、バナナの茎の繊維とリサイクルパルプ、または持続可能な森林からのパルプを使用しているため、森林の保護につながります。森林は絶滅危惧種を含む野生動物の生息地であることから、野生動物の保護にもつながります。

※出典:国連、ミレニアム開発目標、WWF他

SDGs

フェアトレードとは

発展途上国で作られた原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、製品を作る人の健康と経済、環境保全を支援する「公平な貿易」を実施する仕組みです。バナナ、カカオ、コーヒー、綿花などに加えて、近年では紙の生産も行われています。

バナナペーパーのプロデューサー企業One Planet Cafèは、 日本で初めて紙の分野でWFTO認証を取得しました。
(WFTO...世界フェアトレード機関:World Fair Trade Organization)

バナナペーパー

バナナペーパー

WFTO認証について

WFTOが設けた、社会・環境・経済・ガバナンスに関する10の指針と約100の基準を満たす場合に与えられる第三者認証のラベルです。労働環境は適切か、職場環境は安全か、賃金は適正な金額か、児童労働はしていないか、会社は従業員にフェアトレードへの理解促進をすすめているか、自然環境に配慮された製造工程か、などが審査されます。このマークがあることによって、バナナペーパーが貧困や環境問題を解決する製品であることを証明しています。

※バナナペーパーには、繊維の配合率が20%以上と5%以上の2種類があり、20%以上配合した紙を用いた製品がWFTO認証の対象となります。

WFTO公式サイトはこちら

ワンプラネット・ペーパー®協議会について

山櫻は、ワンプラネット・ペーパー協議会(OPP)の一員です。

ワンプラネット・ペーパー®協議会は、紙製品メーカーや印刷会社によるイニシアチブです。環境に配慮し、アフリカの貧困層の村に雇用を生み出し、現地の人々の自立を支えるバナナペーパー「ワンプラネット・ペーパー®」の普及を推進しています。その他、フェアトレードや環境と社会に配慮した紙に関する研究、意識啓発を行っています。 "Made in Japan"から"Made WITH Japan"のコンセプトのもと、アフリカと日本の交流、技術や知恵におけるグローバルパートナーシップと、アフリカの持続可能な開発に向けた支援を目指しています。

ワンプラネット・ペーパー®協議会公式サイトはこちら

バナナペーパー

私たちのバナナペーパー製品

バナナペーパーは環境を守るだけでなく、生産者の暮らしを支えるという点で注目されています。主に社会貢献活動の一環として、メッセージカードやラッピング用品、名刺、賞状などに活用されています。

名刺

バナナペーパー
名刺 バナナペーパー

表面をザラっとしたラフ面に、裏面をツルっとしたスムース面に印刷します。

※バナナの茎の繊維を20%以上とリサイクルパルプを使用しています。

その他製品

VG ミニ封筒

名刺やプリペイドカードなどを入れるためのミニ封筒です。差し込みタイプなので、糊やシールは必要ありません。

※生産量に対して5%のバナナの茎の繊維と、FSC認証紙を使用した製品です。

洋封筒

封筒のフラップ部分には、封緘に便利なアラビア糊がついています。

※生産量に対して5%のバナナの茎の繊維と、FSC認証紙を使用した製品です。

賞状 A4サイズ

豪華な金色の鳳凰枠が印刷された賞状用紙です。

※生産量に対して5%のバナナの茎の繊維と、FSC認証紙を使用した製品です。

カット紙

包装紙やパンフレット、はがきなど幅広い用途にお使いいただけるよう3種類の紙の厚さを取り揃えています。

※バナナの茎の繊維と、FSC認証紙を使用した製品です。
(生産量に対してバナナの茎の繊維を5%使用したものと20%使用したものがあります。)

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