浅草支店の営業として、台東区の蔵前・浅草橋を中心に、印刷会社、紙商、広告代理店、印章店、文具店などのお客様約90社を担当しています。個人経営されているところから社員が数十名いらっしゃるところまであり、名刺・封筒などの紙製品を中心にさまざまな仕事を依頼していただいております。
日々の中心となる仕事は、担当しているお客様への製品・サービスの販促から販売までです。お客様から頂くご注文は既製品だけでなく、封筒に印刷をつけたり、特注封筒を製作したりといった加工のご依頼もあります。毎日営業車で営業先を回り、帰社後はお客様から頂いた既製品の注文の手配や、加工案件の見積り・手配などの業務について、社内のサポートメンバーと連携をとりながら進めています。
ときにはお客様からのご要望に応えるため、自ら製品を配達することもありますが、私の担当エリアは物流センターから配送便が出ているので、その分営業活動に専念できます。新たなお客様との取引きのため、新規開拓にも力を入れて活動しています。
既製品を多種取り扱っているので、まずは製品知識を高めることが必要だと思います。私もまだまだ日々勉強中ではありますが、お客様から話を頂いたときに、できる限りすぐ返答できるよう心がけています。
知識面に関しては、先輩方から教えていただいたり、社内研修や勉強会に参加したりして多くを学びました。また、浅草支店は製袋※加工の協力会社様が隣接しています。すぐに行ける距離なので、自分の目で現場を見て、オペレーターの方の話を直接聞ける機会も多く、とてもいい勉強になっています。
※紙を型抜きしたり貼り加工をしたりして、封筒の形をつくる工程のこと。
社会人になり、入社してしばらくは時間の使い方という点で苦労しました。仕事はどの仕事も「納期」がありますので、限られた時間の中で仕事をこなしていかなければなりません。営業に出るようになってしばらくは、お客様から依頼していただいたお見積り、ご注文の手配、社内書類の提出、提案資料の作成など一つ一つの仕事を処理するのに時間がかかってしまいました。
製品知識が豊富でない中で対応していくのは本当に苦しかったですが、わからないことは放置せず目の前の仕事に一つ一つ丁寧に取り組み、諦めずに続けたことで、徐々に力がついて効率よく時間を使えるようになってきたと思います。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」、これは常に心に留めています。
営業に出始めたころ、病院関係のお客様を抱えている印刷会社様へ営業訪問していくうちに、多くの封筒案件の仕事があることを知りました。当社封筒のシェアは当時0パーセントでしたが、毎日営業訪問をし続けお客様のご要望に一つ一つ丁寧に応えていくうちに、同業他社から徐々に切り替えてご注文を頂けるようになりました。1年くらい経ったころにはそのシェア率も大幅に拡大し、売上げを大きく伸ばすことができました。私の担当しているお客様の中でも売上げ上位のお客様にできたことは、自信につながりました。
封筒一つの注文でも細かくチェックすべきことが多いので、私の慎重に丁寧に取り組むという部分は仕事に活かせていると思います。仕事で大事にしている点は、相手の立場に立って物事を考えるという点です。お客様、社内のメンバー、協力会社様の立場を尊重し配慮していくことにより、業務効率も上がると考えています。
お客様からの期待に応え、選ばれる営業を目指していきたいです。「あなただから」と仕事を任せてもらえたら、これほど嬉しいことはありません。そのためにも日々成長を意識し、力をつけていきたいと思います。
また、中堅社員として自覚をもち、支店内で中心的役割を担えるように取り組んでいきたいと思います。
シーズン中は球場に野球観戦によく行っています。
たまに近所をランニングして運動し、気分転換しています。
※掲載内容は取材時点のものです。