INTERVIEW

2011年度新卒入社
四宮 真梨恵
Web戦略部門
集計・分析の結果から
お客様のニーズを読み解く。

私の役割

仕事内容について教えてください。

私が所属するWebマーケティング部は、山櫻のWebサイトの管理や運営サポートをしている部署です。私の主な業務は、コーポレートサイト、オンラインショップなどWebサイト全般のアクセス集計および分析と、営業部門が運営するオンラインショップのサポートです。オンラインショップは、印刷会社様向けサイトの『SOREAL(ソレアル)』と個人のお客様向けサイトの『TSUTAFU(ツタウ)』があり、それぞれ異なる営業部門が運営しています。

アクセス集計・分析については、それぞれのWebサイトの目的に合わせて、訪問者数やページごとの離脱率などの指標を設定しているので、毎月その数字の変化を追いながら分析をしていきます。
分析結果は部署内で共有してWebサイトの導線を見直したり、コンテンツを改善したり、関連部署にフィードバックしたりということに役立てています。Webサイトの改善については、部署内で完結する場合もあれば、営業部門と協議してシステムを改修していく場合もあります。その課題を管理していくのも仕事の一つです。 また、運営サポートの一環として、メールマガジンンの配信も行っています。オンラインショップの会員様向けに、新製品の告知や季節に合わせた製品の紹介をしてオンラインショップへ訪問、購入していただけるように工夫しています。
※個々のページにおける閲覧件数のうち、そのページを最後にWebサイトを離れてしまった件数の割合。

必要な知識

今の仕事をするうえでどういった知識やスキルが必要だと思いますか?
またどのように身につけましたか?

集計・分析の業務には、アクセス解析ツールを利用した集計・分析の手法やWebマーケティングの知識が必要です。学生時代に統計の勉強を少ししたので、集計・分析の基礎知識は身についていたと思いますが、社内にそれまでなかった新たな業務だったので、社外セミナーに参加したり、インターネットで調べたりして、新たに習得していきました。
ただ、一番重要なことは、ツールを使いこなすことよりも、そのツールから得られる数字がなにを示しているかを正確に把握し、目的に合った分析をすることです。ツールには便利な機能がたくさんあり、使いこなすのもひと苦労ではありますが、それは経験していけば身につきます。分析内容としてなにが必要かを見極めて取捨選択することの方が、この仕事をするうえでは難しく、大切でもあると思います。

方向性を見誤らないようにするためには、会社や営業部門の方針、各Webサイトの目的を常に把握し理解しておくことが重要です。

またオンラインショップの運営サポートに関しては、製品知識も必要です。山櫻の製品は4,000点ほどあるので、社内で詳しい先輩社員に教わりながら日々勉強しています。

やりがい

力を入れて取り組んだエピソードを教えてください。

SOREALとTSUTAFUのWebサイト立上げは、私が所属するWeb戦略グループをはじめ、さまざまな部署や社外の開発会社様がかかわった大きなプロジェクトでした。トータルで1年以上の時間を費やしてつくりあげていくのですが、私もその一端を担いました。 SOREALを立ち上げる際は、主に商品の写真撮影とWebサイトのチェック、TSUTAFUを立ち上げる際はそれに加え、商品説明文の作成を担当しました。
4,000点ほどある商品の写真撮影、何ページにも及ぶWebサイトのチェックは、地道な作業の積み重ねであることと、複数の部署や別の会社がかかわるプロジェクトを進めていくことの大変さを学ぶよい機会となりました。

仕事で活かせていること、大事にしていることはなんですか?

Webマーケティンググループは、私が入社して2年目の2012年に新設された部署で、そのときに営業部門から異動したのですが、会社としても初めての取り組みが多く、一つ一つの業務を形にしていくのは大変でした。「PDCAサイクルを回す」ことと、「まずはやってみる」ことが、仕事をするうえでの私の軸になっています。

アクセス集計・分析を始めたばかりのころは、Webサイトの訪問者数やページごとの離脱率などの指標をいかに設定するか、どこまで分析を進めていくべきかについて悩みました。一般的にこれが正解という答えがあるわけではなく、Webサイトごとに必要なものを見極めていかなければならなので、毎月部署内のミーティングで結果を発表し、客観的な意見を取り入れながら、徐々に軌道修正していきました。
集計・分析の業務が安定してからは、その結果をWebページづくりに反映し、さらに動向を追い...という具合に、うまくPDCAのサイクルを回せるようになっていると思います。 思わぬところに相関関係があったり、予想と異なる結果が出たりと、新しい気づきや発見があるのは面白く、元々分析や統計には興味があったので、今の仕事に携われていることはとても嬉しく思います。

また、私の「まずはやってみる」精神は、新しい取り組みが多い今の部署で活かせていると思います。0から1は生まれないですし、やらずに後悔するよりやって後悔する方がずっといい、失うものはなにもないと思ってチャレンジしています。いろいろなことに挑戦させてもらえる環境にはとても感謝しています。
※Plan(計画)→Do(行動)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返すことで業務を改善する手法のこと。

WHAT YOU WANT TO CHALLENGE 挑戦したいこと

お客様にとっていかに使いやすいWebサイトにしていくかは、常に課題です。お客様と対面はできないけれど、対面して接客しているかのような体験ができるページづくり、サイトづくりをしていきたいと思っています。山櫻の社員の意見や思いを形にしたり、お客様の目に見えない要望を形にしたりと、かゆいところに手が届くような存在になりたいです。
そのための集計・分析のスキルは、さらに極めていくつもりです。

また、山櫻のWebサイトのことを日本中、世界中の人に知ってもらえるようにすることも夢です。

SCHEDULE ある一日のスケジュール

AM
  • 8:45
    出社、メールチェック
  • 10:00
    伝票処理、運賃見積り
  • 11:00
    部署内ミーティング
  • 12:00
    昼食(社内にて)
PM
  • 13:00
    分析資料作成
  • 17:00
    営業部門とオンラインショップのミーティング
  • 19:00
    退社

HOLIDAYS 休日の過ごし方

友人と出かけることもありますが、映画が大好きなので、よく映画鑑賞をしています。
いろいろなジャンルの映画を観ますが、動物映画やミュージカル映画が特に好きです。

※掲載内容は取材時点のものです。

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