今週の24日の火曜日に福音館書店ちいさなかがくのとも「やまざくらと えなが」発刊記念トークショー「最近、鳥について考えたことがありますか? ~絵本が完成するまで~」を開催しました。
当日は「ちいさなかがくのとも」の編集長にもお話をしていただき、このシリーズのコンセプトや作者の大田黒摩利さんとの出会いのお話なども聞くことができました。ちいさなかがくのともシリーズが、実際に取材をし事実をもとに作られている絵本であり、通常1冊2~3年かけて制作しているというのはビックリさせられました。子供達が読む絵本だから、より真摯に事実に裏付けられた絵本にしたいという思いがあるからだそうです。この「やまざくらと えなが」も企画から完成まで2~3年かかったそうです。なんとエナガの巣を観察できなかったら、発刊もえながの巣待ちということになっていたそうです。
そんな貴重な出会いによってできあがった絵本の主人公「えなが」の観察のエピソードは、鳥のことが大好きだという大田黒さんならではのお話ばかりで、ご来場された皆さんも明日からバードウォッチングでも始めようか、なんて言われている方もたくさんいらっしゃいました。
街中にも気をつけて見ていると、様々な鳥が生活しているそうです、皆さんも是非空や木を見上げてみてください。
みなさん大田黒さんの話に夢中です。奥の壁面に原画が展示してあります。
絵本の発行元、福音館書店の編集長と大田黒さん。
えなが、絵本の制作のための観察中に撮影。
大田黒さんが絵本の朗読もしてくださいました。
5月24日(火)サクラテラスでは、大田黒摩利さんの絵本「ちいさなかがくのとも『やまざくらと えなが』」(福音館書店)の発刊を記念してトークショーを開催します。今回のトークショーは、絵本がテーマとなっています。1冊の絵本ができるまでや、この絵本のタイトルにもある「えなが」という鳥について、作者の大田黒摩利さんをお迎えしてお話いただきます。
大田黒さんは、身近な自然、特に里山の生き物を描いていらっしゃるイラストレーターです。今回の絵本は、絵だけでなく文章や企画から参加されており、実際の「えなが」を 観察してできあがった絵本です。それだけに、絵本やえなが、また山桜や鳥のことについてとても今日興味深いお話をうかがえると思います。
当日は絵本の販売と原画の展示も行いますので、是非トークショーにご参加ください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
タイトル | 絵本原画展 |
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日時 | 2011年5月16日(月)13時~2011年5月27日(金)15時迄 |
場所 |
名刺と紙製品の博物館
SAKURA TERRACE (サクラテラス) 東京都墨田区立川3-1-7 (墨田支店3F) |
SAKURA TERRACE トークショー | 「最近、鳥について考えたことありますか? ~絵本が完成するまで~」 |
ゲスト | 大田黒 摩利 |
日時 | 2011年5月24日(火)19:00~20:30(18:30開場) |
定員 | 30名 ※定員になりしだい締め切らせていただきます。 |
お問い合わせ | サクラテラス TEL.03-5625-0630(代) |
お申し込み |
氏名・所属・連絡先・人数を明記の上、メールまたはFAXでお申し込みください。FAX.03-5625-0631
終了いたしました
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